シリアとイスラエル

■NOVAが会社更生法の適用を申請。誇大広告や虚偽の説明による勧誘・解約時の返還金を減額といった特定商取引法違反行為で一部業務停止命令が出された為に経営状態が悪化。最近では給与遅配や一部休校などもおきていた。そういった状況に対して経営改善策が取れない中、25日の臨時株主総会で創業者である猿橋社長の解任と申請が決議される。「クーデター」と形容されていた。規模が大きすぎて同業他社では引き受けられない可能性が強いので分割譲渡も有り得るかもしれないとのこと。

■NHKのニュースでやっていたがイスラエルとヨルダンの国境にある死海の水位が毎年2メートルくらい下がっているらしい。ヨルダン川の水量が減っているせいで水位が下がっていくよう。それにより雨水が死海に流れ込まなくなり、周囲の土壌に染み込むので地中の塩層が溶け出して、地面が陥没するという二次影響も出ているとか。2年前に中近東を旅行としたときに死海を見た。あの不思議な場所がなくなってしまうなんて勿体無いと思うけれど、でもそれが自然の摂理ならしょうがないんだろうな。

■9月頃にイスラエルがシリアに対して行った(とされる)空爆の対象は原子炉だったのではないかと言われている。両方の国から情報が出てこないために詳細は闇の中。NY Times(8月と10月の写真が載っており建物が無くなっていることは確認できる)によると、イスラエルは攻撃をした事実を認めておらず、シリアは爆破された場所は軍の倉庫設備だったと言っている。シリア側が残骸をすごい勢いで片付けてしまったために何があったのか判らない状態のようだが、北朝鮮の核施設によく似た形状の施設だったらしい。もしそのサイズの原子炉が完成したとすると毎年一つずつ核爆弾を作るに足るくらいのプルトニウムを生産出来るのだそうだ。勿論そもそもの話としてシリアは核開発をしていないことになっている。そんなわけで何が正しいのか判らないのだけど、多分どちらも事実なんだろう。

シリアは一度訪問しているから悪い印象は持っていないし、ツーリストとして訪れるには当時はさほど問題はなかったのだけれど、国家としては反米反イスラエルということでイランや北朝鮮と仲良くしているし、自国内は情報統制なども含めて独裁の度合いがどんどん色濃くなっているしで、世界の中で孤立しつつある。国や民族の尊厳とか矜持としてそういう道を進まざるを得ないのかもしれないけれど、遠く離れた日本の一国民としては、それにより人々の生活が乱され、文化や遺産なども分断・破壊され、そしてその国へ訪れることも難しくなってしまうことがただただ悲しい。

昨年カンボジアへ行ったけれど、クメールルージュによって統治されていた期間は様々な意味で彼の国にとって失われた時間だというのがよく伝わってきた。シリアはそこまで危機的な状況ではないけれど、イラクなんかはそれに近い状態なのかもしれない。Doomsday Clock(世界終末時計)が2002年から暫く11時53分だったのが今年になって2分進んで午後11時55分となったけれど、年々平和とは逆の方向へ向かっているのが実感として感じられる。皆が仲良く平和に暮らせないかなと能天気に祈るしかワタシには出来ないのだけれども。

■東京駅地下にグランスタが昨日オープンした…らしい。お弁当屋さんも美味しそうだし、ブーランジェリーブルディガラとかピエールマルコリーニとかリーゾカノビエッタとか気になるお店も色々。どんどん新しい施設が出来るね。惜しむらくはワタシの出張がなくなってから出来たということ。

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