2014.3.2(SUN) 「ハゲタカ」読了

■6時半起床。前日比+0.4kg、13年1月1日比+0.4kg。今日はまた真冬並みのお天気らしい。文字通り朝飯前に掃除などを終わらせてから、のんびり朝ごはん。昨日の夜の中華のせいか、ちょっと胃がもたれてる。

昨日帰ったあとに会社から電話があり、資料の一部がおかしいのではという問い合わせがあった。PC持って帰ってきてないから、どうなってるのか判らない。とはいえ、急ぐ話なので、しょうがないなと今日もまた出社する。行ってみたらTか山さんとN司さんがいたのだけれど、話してみたら彼らの勘違いだったことが判明。用事自体は3分で終わってしまった。むー。まあ、自分の作った資料に間違いがなくて良かったし、大事にならなくて良かったとも言えるが。。。 というわけで、特にやることもなかったので、そのまま会社を出て、会社近くでのんびりお昼を食べて帰宅。雨もたいして降ってなかったし、まいっか。

■放っておくわけはないと思ったけれど、やっぱり。ロシアのプーチン大統領が、欧米寄りの暫定政府が成立したウクライナへの軍事介入を承認。

■中国雲南省の崑明では無差別テロが発生。20名以上の死者と100人以上のけが人ってだいぶ大事だ。政府はウイグル関係者によるものと言っているようだが、はたして?

■読んだ本。

「ハゲタカ」 真山仁(講談社文庫)

バブル崩壊後の日本で活躍した外資バイアウトファンド(ハゲタカファンド)をテーマに、実際にあった出来事と絡めて書かれたフィクション。ダイヤモンドに連載されていたのかな。テレビドラマ&映画化もされたようだけれど、それと小説はだいぶ異なっているらしい。

出てくる企業はUFJとなった三和銀行(三葉銀行からUTBへ-作品中での名称、以下同)、金谷ホテル(ミカドホテル)、東ハト(太陽製菓)、足利銀行(足助銀行)、山一證券(山野証券)、東京スター銀行となった東京相和銀行(相愛銀行)にゴールドマンサックス(ゴールドバーグ・コールズ)など、どれも実在の会社を元にしたものばかり。フィクションと断り書きは入っているけれど、実際の社名が思いつくものが一杯並んでいて、しかも倒産や会社更生法適用などは実際に起こっているので、その背景として描かれている部分もある程度は真実も交じっているのだろうと思ってしまう。そして一体どこまでが真実なのだろうと考えさせられてしまう。

バブル時代は未成年だったし、そもそも金融系でもないので、バルクセールとか債権回収会社(サービサー)とかって初めて知ったけどスゴイ仕組みだな。確かにハゲタカって言われるだろうなあと。もっとも本当の本当に阿漕な具体的な手段については、意図的になのか何なのか書いていない部分も多かったりするアンバランスさはちょっと気になるけど。

そしてまた太陽製菓の経営者一族の放漫経営っぷりもすごい。当時の中小企業って多少はそういうこともあったのだろうけれど、東ハトの人たちもここまで酷かったのかしら←不透明な経営などはあったようで経営破たんしてるのは事実だけれど。クレーム出なかったのかな。大蔵省で割腹自殺したことになってる花井氏もVANの石津謙介氏をモデルにしているように思えるけれど、これも本人的には気分良くないだろうなあとか。

鷲津氏率いるホライズンキャピタルはハゲタカとして書かれているけれど、やっていることは真っ当に見える。バルクセールで買った債権のサヤ抜きのやり口などは確かにハゲタカっぽいし、それによって中小企業の経営者が自殺しても歯牙にもかけないといったあたりは冷酷に見えるけれど、ターンアラウンド自体はリアリスティックだなと。ゴルフ場経営など無軌道に広げた本業以外の不採算事業を切り離し、負債を減らし、放漫経営を行ってきた経営者は一新する。一方で真っ当な経営者は残すし、(当時の)外資たたきの風潮に配慮した仕組みを創出する。そう見えるように書いているのだろうし、実際にはこの作品でもライバル側として出てくるアトムファンドみたいな酷いところも一杯あったのだろうけど、でも少なくともホライズンキャピタルが企業再生としてやっていることは違和感はない(中にいる人たちにとっては大嵐だろうけど)。

鷲津氏の本心はどこにあるのだろうかというのがずっと判らなかった。基本的には日本を立て直したい、そのためには甘えは許さないし、自他問わず正しい道を選択するという姿勢を貫いているように見えつつ、でもファンドとして他社に先んじて利益を生み出すことは厭わない部分や売国奴と言えるような行動もあちこちに見えて、日本を立て直したいのか壊したいのかどちらなのか最後までモヤモヤしていた。無責任・責任転嫁と保身ばかりで主体性のない日本政府や大手金融機関、一見中小企業はその被害者のように見えるけれど、彼らももちろん責任がないわけではない。上から下まで腐ってる日本への怒りが原動力なのかな。自分がメスを入れることで日本という国が生き返っても死んでもどちらでも良しというか。

読み応えがあってとても面白い小説だった。

■今日の3Good! 1)相方さんオススメのぶどう山椒風味の柿の種(亀田製菓)は確かに美味しかった。 2)梅が咲いてる。もうそんな時期ね。 3)いただいた文旦食べた。すごく甘味が強くて美味しい~。

■今日の食事。

朝食:Vegeel。クリームパン。

昼食:<YのイタリアンD>ニース風サラダ。筍とヤリイカのアーリオオーリオスパゲッティ。

夕食:ビーフカレー。文旦。

相方さんがセブンイレブンの金のカレーを絶賛していたので試してみた。確かにちゃんと作られていて美味しい。けど、ちょっとワタシには甘口かな。

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