南大門・大統領選・スカーフ問題

■ソウルの南大門の楼閣が全焼と報道していてビックリ。楼閣部分は通常立ち入り禁止だし、何だか怪しい人が目撃されていたそうで、不審火の線が濃厚らしい。南大門は14世紀末に作られた韓国最古の木造建築で国宝第一号なんですって。日本で言えば法隆寺炎上だよね。物の価値が判らないひどい人がいるものだ。失ったものは二度と戻らないのに。韓国の人にとってはショックだろうなあ。

その他海外のニュースで気になったもの。

アメリカ、ルイジアナ州バトンルージュの学校で銃の乱射事件。またかと思ったけれど、犯人が女子学生というのにちょっと驚く。こういう事件で女性が加害者というケースはまだ余り見たこと無いような気がした。

アメリカ大統領選。オバマ氏がルイジアナを含む3つの州で勝利。ただ、ネブラスカ、ワシントンのいずれもそんなに大きいところではないので大勢に変化は無いが、でもヒラリー女史との差が少しずつ開き始めた。民主党はロムニー氏が選挙戦から撤退し、マケイン氏の地盤固めに動いているのかと思いきや、ハカビー氏がルイジアナとカンサスで勝利し、まだ最終候補者までにはなっていない。結局ブッシュの支持基盤であるキリスト教福音派などのウルトラコンサーバティブが、穏健派であるマケイン氏を支持したくないというのが背景にあるみたいね。民主党は民主党で、共和党的政策にすりよっているクリントン女史と、さすがにまだ経験が浅すぎるのではないかというオバマ氏の激闘なので、どうなるか判らない。「帯に短し襷に長し」というコトワザがぴったりくるような状況が続いている。

トルコで女子大生のスカーフ着用が解禁になった。大したことがないニュースのように見えて、これはトルコでは大きな決断だ。トルコは国父アタチュルクの頃から世俗主義、政教分離が厳格に進められていて、1980年代以降は大学や公の場所で女性のスカーフ着用が禁止されていた。だけど今のエルドアン首相率いる与党・公正発展党(AKP)はイスラム系で、そのイスラム教的影響力を強めようとしている。だから話はスカーフだけのことではなく、それに象徴される世俗主義からの転換というかなり根本的な問題なのである。今月初めには10万人近くが参加して反対デモも行われたそうだが、結局この法案は通ってしまった。今後はどうなるのだろうか。

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[女性] トルコでスカーフ解禁

女子大生のスカーフ着用解禁へ=改憲案を可決−トルコ国会(時事ドットコム、2008/02/09) 南大門・大統領選・スカーフ問題(ゼント☆ウヨウヨ、2008/02/12) トルコで女子大生のスカーフ着用が解禁になった。大したことがないニュースのように見えて、これはトルコでは大き