| HOME |
東山魁夷展@近代美術館
■ずっと見に行きたいと思っていた東山魁夷展@近代美術館がついに明日までになってしまったのだ。もう最終日近い夕方だし、そんなに混んでないかなと思ったら、結構な人出。でも混んでいるときはチケット買うだけでも「○分待ち」という看板が立つほどらしく、そこまでではなかっただけ、良かったのだろうか。
東山魁夷の絵をじっくり見るのは初めてだったのが、100点以上の作品+50点以上のスケッチと出展数も多く、堪能した。
戦争から戻ってきて自然を描き出す画法を確立していったこと。展示会のパンフなどにも使われている道のような深い翠色がとても綺麗なこと。光や霞(かすみ)や靄(もや)の表現がとても美しいこと。町や建物を描いた作品もあること。ほとんどの作品は元になったスケッチ場所が明確であること。そしてスケッチを何度も何度も行って作品を作り上げていったこと。段々と自然の中に精神的な世界を描くようになっていったこと。
一番感動したのは唐招提寺の揚州薫風という襖絵の大作。初めての水墨画だそう。揚州の湖(痩西湖というらしい)を渡るちょっと乾いたような熱い風が自分のまわりをさっと流れるような気がして、たまに魚が跳ねる音ぐらいしかしない静寂と併せて、本当にその場に立っているかのような感動を覚えた。
あと気に入った絵5点。絵葉書になっていたので購入。実物の良さは伝わらないんだけども(当たり前)。左上から反時計回りに。

「白い朝」唐招提寺の襖絵を描き上げる頃に身近な自然を題材とした作品を改めて描こうとしたときの作品。
「白夜光」北欧を旅した後の作品。白夜の薄暗いようなほの明るいような不思議な夜の光がすごくリアルに描かれていた。
「緑響く」一時期、白馬がかならずモチーフに描かれたことがあったそう。鬱蒼とした山の緑と、湖の水面に写った鏡像とに、吸い込まれそうになる。
「花明かり」京都の円山公園の枝垂桜。桜の豊満さと、春の月の澄み切った明るさが描かれているが、全体から受ける印象は静謐で幽玄。
「夕星」絶筆。夢の中で見た光景だと本人は言っていたそうだが、上半分は生前買った墓所からの眺めによく似ていて、真ん中の杉の木の本数も彼の失った家族の人数に重なるそうで、本人の中でも何か前触れがあったのではないだろうか。
やっぱり来てよかったー。もうちょっと空いているときに来たかったけどね<本当は木曜の夜に来ようかと思っていたのだけれど、時間が間に合わなくなってしまったのだ。
東山魁夷の絵をじっくり見るのは初めてだったのが、100点以上の作品+50点以上のスケッチと出展数も多く、堪能した。
戦争から戻ってきて自然を描き出す画法を確立していったこと。展示会のパンフなどにも使われている道のような深い翠色がとても綺麗なこと。光や霞(かすみ)や靄(もや)の表現がとても美しいこと。町や建物を描いた作品もあること。ほとんどの作品は元になったスケッチ場所が明確であること。そしてスケッチを何度も何度も行って作品を作り上げていったこと。段々と自然の中に精神的な世界を描くようになっていったこと。
一番感動したのは唐招提寺の揚州薫風という襖絵の大作。初めての水墨画だそう。揚州の湖(痩西湖というらしい)を渡るちょっと乾いたような熱い風が自分のまわりをさっと流れるような気がして、たまに魚が跳ねる音ぐらいしかしない静寂と併せて、本当にその場に立っているかのような感動を覚えた。
あと気に入った絵5点。絵葉書になっていたので購入。実物の良さは伝わらないんだけども(当たり前)。左上から反時計回りに。

「白い朝」唐招提寺の襖絵を描き上げる頃に身近な自然を題材とした作品を改めて描こうとしたときの作品。
「白夜光」北欧を旅した後の作品。白夜の薄暗いようなほの明るいような不思議な夜の光がすごくリアルに描かれていた。
「緑響く」一時期、白馬がかならずモチーフに描かれたことがあったそう。鬱蒼とした山の緑と、湖の水面に写った鏡像とに、吸い込まれそうになる。
「花明かり」京都の円山公園の枝垂桜。桜の豊満さと、春の月の澄み切った明るさが描かれているが、全体から受ける印象は静謐で幽玄。
「夕星」絶筆。夢の中で見た光景だと本人は言っていたそうだが、上半分は生前買った墓所からの眺めによく似ていて、真ん中の杉の木の本数も彼の失った家族の人数に重なるそうで、本人の中でも何か前触れがあったのではないだろうか。
やっぱり来てよかったー。もうちょっと空いているときに来たかったけどね<本当は木曜の夜に来ようかと思っていたのだけれど、時間が間に合わなくなってしまったのだ。
<<2008.5.17(SAT) 予選敗退 | ホーム | 2008.5.16(FRI) 食品関係のネタばかり>>
Comment
Comment Form
Trackback
| HOME |
